高齢者見守りサービスを一覧比較→料金は高いが駆けつけ有りがオススメ

※本ページにはプロモーションが含まれています。

当ページでは「高齢者の一人暮らしの現状(いわゆる独居老人)」と「見守りサービスを必要性」を簡単に説明します。その後に「見守りサービスの種類」と「個別サービスの紹介」を説明します。


各サービスを横断的に比較しているので、ご自身やご両親に適した高齢者見守りサービスを見つけることができるでしょう。

せっかちな方はこちらからジャンプしてください
↓↓

>>見守りサービスの種類を一覧比較

目次

高齢者の一人暮らしの現状(独居老人は増加傾向)

日本の全世帯5178.5万世帯の内、65歳以上の高齢者がいるのは2558.4万世帯。(※1)約半数の世帯に高齢者がいます。(※1:2019年国民生活基礎調査による

また、2558.4万世帯の内、高齢者の単独世帯(=独居老人)は28.8%に上ります。

概ね、高齢者の3人に1人は一人暮らしということになります。(世帯に複数の高齢者がいるケースも有る為、単純計算できませんが、)

高齢者の一人暮らし世帯は、年々増加しており、今後も増加し続けます。

元気なうちは、一人暮らしでも心配することはありませんが、やはり高齢になると離れて暮らす親は心配になってくるもの。単身世帯、一人暮らしの高齢者を見守ってくれるサービスや仕組みのニーズが高まっています。

ここからは、「見守りの必要性」と「見守りサービスの紹介&比較」を見ていきます

高齢者の見守りサービスは本当に必要?

結論を言うと、必要と言えるでしょう。

当サイトに辿り着いたということは、少なくともサービスを認知し、調査&検討段階だと思います。

そして大事なこと。それは、

見守るべき高齢者に「こと」が起きてからでは遅いのです。

多くの方が、見守るべき高齢者に深刻な問題が起きて、そこで後悔しているのです。どうして万全の備えをしていなかったのだろうと・・・。見守りサービスが必要と認識するときには、既にサービスが必要な段階を過ぎている。という厳しい現実があるのです。

「見守りサービスに加入していない理由」のアンケート調査(※2)では、

「自分の親には時期尚早だと思うから」という理由が約半数で1位です。

さらに「今後の見守りサービスへの加入意向」の調査(※2)では

(※2 出典:緊急通報・安否確認システムによる高齢者の見守りサービスに関するニーズ調査結果

「必要と思う時期が来たら加入したい」というのが半数程度で最も多くなっています。ただ、すでに述べたように、「必要と思う時期を認識するタイミング」では、既に時遅しのケースも多々あるのです。

つまり、見守りサービスを検討している時点で「すでに必要な可能性が高い」ということです。

高齢者見守りサービスの【種類】と【比較】

3種類の高齢者見守りサービス

具体的にどんなサービスを利用すべきか?少しずつ掘り下げていきましょう。

まず、高齢者見守りサービスは、大きく分けると以下の3種類に分類できます。

◆ 安否確認型

◆ 緊急通報型

◆ 複合型

各サービスについて、特徴を一覧表にまとめ比較しました。

スクロールできます
項目安否確認型安否確認型緊急通報型複合型
誰が(何が)見守る機器高齢者自身のSOS機器+高齢者自身のSOS
サービス内容例A.人が訪問
B.商品の宅配訪問
C.センサー
D.カメラ
E.電話やアプリ
F.家電
G.緊急通報SOSH-1.複合型(緊急駆けつけなし)
H-2.複合型(緊急駆けつけ有り)
見守る頻度数日おき
数週間おき
数時間おき緊急時のみ数時間おき
+緊急時対処
第三者による異常検知×
リアルタイム異常検知××~△△~○△~○
緊急時の第三者駆け付け有無なしなしなし有り

表中の「サービス内容例(AからH-2まで)」に沿って、各サービスの概要と種類、メリット・デメリット、費用相場などの観点から比較し説明していきます。

◆ 安否確認型サービス

高齢者に異変が発生していないか?一定の間隔で安否を確認するサービスです。従来型の人が訪問確認するサービスと、機器を用いた見守りサービスがあります。

A.訪問による見守り

従来型のサービスです。人が訪問して高齢者の安否を確認します。

メリットデメリット
人が実際に訪問してくれるので安心。訪問頻度が少な目で、緊急事態には対応できない。
おすすめの人
  • 比較的元気で、月に数回程度の様子確認でOKな高齢者。
  • 人の訪問を煩わしいと思わない性格の人。
費用相場

民生委員や地域ボランティアに依頼すれば原則無料。民間サービスでは、月1回の訪問で2000円程度、細かく様子を報告してくれる。

訪問による見守りサービスの例

B.宅配による見守り

「各自治体の見守り配食事業」や「新聞販売店の見守りサービス」「飲料類の対面での定期配達」などです。例えば新聞が回収されず溜まっている場合は、何か異常が起きていないか呼び鈴を鳴らしたり、家族への連絡など対応してくれます。

メリットデメリット
生活に必要なサービスの「ついで」として行ってくれるため、手間がかからない。何かあっても事後の発見となること。
自治体事業は利用条件が比較的厳しい。
おすすめの人
  • 比較的元気で、数日おき~1日1回程度の安否確認でOKの高齢者。
  • 特定のサービス(新聞や飲料配達など)を既に契約中の人。
費用相場

サービスによる。配食サービスの場合、弁当宅配+見守りサービスで、1食500円~1,000円程度。

宅配による見守りサービスの例

C.センサーで見守り

人の動きを感知する空間センサーやドアの開閉センサーを用いて、高齢者の生活を見守ります。一定期間センサーに反応がない場合、アプリやメールなどで家族に連絡が届くため、家族は異常に気が付くことができます。

メリットデメリット
数時間おきの短いサイクルで、異常有無を確認できる。異常を察知しても救助手段がない。
月額料金が掛かる。
ネット環境が必要な製品もある。
おすすめの人
  • 1日1回よりも多い頻度で安否確認が必要な高齢者。
費用相場

初期費用1万円程度+月額1,000~3,000円程度

センサーでの見守りサービス例

D.カメラで見守り

見守られる高齢者の自宅にカメラを設置して様子を見守ります。カメラだけでなく、会話機能がついている製品もあります。

メリットデメリット
リアルタイムで高齢者の様子を把握可能見守られる高齢者のプライバシー問題
異常がないか常にカメラ映像に注意を払う必要がある
月額料金が掛かる
おすすめの人
  • カメラで見守られることに抵抗がない高齢者。
  • 親を常時見守る覚悟がある人。
費用相場

初期費用数万円+月額2,000~5,000円程度

カメラでの見守りサービス例

E.電話確認やアプリで見守り

指定の曜日・時間に、高齢者へと電話をかけてもらい安否を確認するサービスです。また、指定の時間にアプリに安否入力をするアプリ入力タイプもあります。

メリットデメリット
電話に出るだけなので使い勝手が良い。電話に出ない場合は家族に連絡があるが、その時点で手遅れのケースも想定される。
月額料金が掛かる。
おすすめの人
  • 高齢者も使いやすい「電話」というアナログ機器で見守りしたい人
費用相場

月額1,000-5,000円程度

電話確認やアプリでの見守りサービス例

F.家電を用いた見守り

電気ポットや冷蔵庫などの家電に通電センサーが内蔵されており、使用状況を確認できます。一定時間センサーに反応がない場合、見守る家族に異常通知が届くタイプが多くを占めます。

メリットデメリット
生活の邪魔にならない。異常を察知しても救助手段がない。
月額料金が掛かる。
おすすめの人
  • センサーやカメラといった違和感のある装置を導入したくない人
費用相場

サービスにより様々。象印のみまもりポットを例に挙げると、初期費用5500円、月額3300円。

家電を用いた見守りサービス例

◆ 緊急通報型サービス

緊急通報ボタン

緊急事態発生時に、高齢者自身がボタン等を押すことで家族や運営事業者に通知されるサービスです。

G.緊急通報サービス(SOS)

専用端末のボタンを押すことで、自分自身の異変を家族や見守りサービス事業者に伝えます。家族は緊急の知らせを受け取った場合、自分自身で現地へ行くなど対応が必要です。現場に緊急駆け付けしてくれるのは、後述する「複合型サービス」に限られます。

メリットデメリット
体調不良時などは、高齢者自身が能動的なSOS発信をできる。SOSを感知したとき、救助する手段があるかどうか。
月額料金が掛かる。
おすすめの人
  • 万一の際、高齢者の隣人に様子確認や救助を頼める環境の人。
  • 自分自身が高齢者宅の近所に住んでおり救助や確認に行ける人。
費用相場

初期費用:数千~数万円、月額1,000円~4,000円程度

緊急通報サービスの例

◆ 複合型サービス

主にセンサーでの見守りと緊急通報がセットになったサービスです。緊急通報時に、高齢者自宅に「駆けつけ有り」と「駆けつけ無し」のタイプがあります。

日常の安否は主にセンサーで見守り、緊急時はセンサーの異常検知または高齢者自身のSOSで把握します。あらゆる事態に対処可能で、おすすめしているサービスです。

H-1.複合型(緊急駆けつけなし)

開閉センサーや空間センサーなどを組み合わせ、異常の検知精度を高めます。緊急時は高齢者自身がSOS発信可能ですが、その後の対処は家族が行う必要があります。

メリットデメリット
複数センサーによって、あらゆる異常を検知可能異常を察知しても救助手段がない。
月額料金が掛かる。
おすすめの人
  • 日常的に異変が起きる可能性がある高齢者。
  • 万一の際、高齢者隣人に様子確認や救助を頼める環境の人。
  • 家族が高齢者宅の近所に住んでおり、救助や確認に行ける人。
費用相場

初期費用:数千~数万円、月額費用1,000円~3,000円程度。

複合型(緊急駆けつけなし)見守りサービスの例

H-2.複合型(緊急駆けつけ有り)

「安否確認&緊急通報&駆けつけ」を全てカバーできるサービスです。費用は安くはありませんが、安心・安全のために最終的にはこのタイプを選ぶべきだと考えています。

日常の安否は主にセンサーで把握し、異常も検知します。センサーが異常を検知した場合、緊急対処員が自宅に急行し事態の対処にあたります。高齢者自身からもSOS発信でき、緊急対処員の駆けつけを要請できます。

メリットデメリット
あらゆる事態に対処可能。
駆けつけという救助手段がある。
初期費用が高額。
月額料金が掛かる。
原則、契約には訪問見積もりが必要。
原則、高齢者宅のカギを警備会社に預ける必要アリ(駆けつけのため)
おすすめの人
  • 親の見守りに関して「万全な対策」を求めている人
  • 万が一の時、救助手段(駆けつける人)がない環境の人。
  • 見守る家族と高齢者宅が離れて暮らしている人。
費用相場

初期費用:数万円~十数万円、月額費用2,000円~6,000円程度。

複合型(緊急駆けつけ有り)見守りサービスの例

【3STEP完結】高齢者見守りサービスの選び方

複数種類ある高齢者見守りサービスから、一体どのサービスを選べばいいのか?

各サービスを比較することすら面倒くさいと感じる方向けに、3つのステップで、選ぶべきサービスを定められるようにしました。

  1. 緊急事態発生時「第三者の駆けつけ」が必要か?
  2. 見守るべき頻度は?
  3. 徘徊の有無

STEP1:緊急時の「第三者の駆けつけ」が必要かどうか

【結論】第三者駆けつけが必要であれば、選択肢は「H-2.複合型(緊急駆けつけ有り)」だけ。

センサー等で緊急事態を察知したとして、すぐに高齢者を救助できますか??

たとえば、

  • 自分自身が高齢者の近隣に住んでおり、すぐに駆けつけ可能
  • 高齢者隣人に救助依頼をお願いできる

このような環境下にあれば、第三者の駆けつけサービスは不要でしょう。


一方、近所に頼りになる人が存在しないのであれば、第三者の駆けサービスは必須と言えます。緊急事態を把握しても、救助手段がなければ手遅れになってしまいます。

仮に遠隔地から救急車を呼んだとしても、鍵が閉まっている場合は、原則として自宅に入ることはできません。


主に警備会社が提供する緊急対処員の駆けつけサービスであれば、鍵を使って自宅内に入り高齢者の救助を行うとともに、救急車両の手配を同時に行います。

自分自身や近所の人が救助できる環境に無いのであれば「第三者の駆けつけサービス」は必須といえます。

緊急駆けつけがあるのは「H-2.複合型(緊急駆けつけ有り)」のみなので、サービス会社を選定しましょう。

>>H-2.複合型(緊急駆けつけ有り)のサービス例

なお、緊急駆けつけが不要な場合はSTEP2に進んでください。

STEP2:見守るべき頻度

【結論】高齢者の健康度・元気レベルに応じて選ぶ

ひとことに高齢者といっても、健康度や活動レベルは様々です。ですから見守りの頻度も柔軟に対応させることが必要です。

見守るべき頻度と、対応するサービスは以下の通り選ぶのがオススメです。

  • 月1回~週1回程度の安否確認でOKなら、訪問・宅配サービスを。
  • 数時間おきの安否確認が必須であれば、センサー型など機器を用いた見守りサービスを。
  • 緊急時だけの把握でOKなら、緊急通報型サービスを。

>>訪問サービスの例

>>センサー型見守りのサービス例

>>緊急通報型サービスの例

次に、外出時の徘徊などの傾向がみられる場合は、STEP3に進んでください。

STEP3:徘徊の有無

【結論】徘徊の傾向アリなら、GPSタグを携帯してもらう。ただし課題アリ。

徘徊がある場合は、高齢者にGPSタグを携帯してもらい位置情報を追跡するのが有効です。とはいえ、GPSタグを毎回持ち歩いてくれるか、習慣にできるか?という点は難しい課題でしょう。

警備会社が提供する複合型見守りサービスであれば、小型の見守りタグやGPS内臓の専用靴など、複数のラインナップやオプション機能があるのでオススメです。


ただし、現状では個人レベルで完璧な徘徊対策をするのは難しいです。見守りサービスだけではカバーしきれません。ですから施設や介護サービスなど、選択肢を狭めず広く検討すべきです。

次は、それぞれの見守りサービスに関して、具体的なサービス名をあげていくつか紹介したいと思います。

A.訪問による安否確認サービス例と比較

民生委員や地域サービスによる定期訪問

従来からある訪問型の高齢者見守りサービスです。

民生委員は厚労大臣から委託された相談員で、介護や子育ての支援を行います。高齢者の安否確認や定期訪問なども活動の1つとなっています。また、その地域に独自のボランティア団体なども存在するので、活用を検討しましょう。

参考:民生委員による見守り(浦安市)

郵便局の「みまもり訪問サービス」

郵便局社員が定期的に(毎月1回/30分程度/月額2500円)高齢者宅を訪問し、会話を通じて生活状況を確認します。結果を家族にメールで連絡するサービスです。会話とヒアリング内容は「7項目+選べる3項目」で、状況に応じた確認をお願いできます。

みまもり訪問サービス

B.宅配による安否確認サービス例と比較

お弁当の宅配や、新聞配達時に高齢者の安否を確認するサービスです。

自治体の見守り配食事業

1人暮らしの高齢者や自分で食事を作ることが困難な高齢世帯に、食事を届ける自治体の事業です。自治体の事業のため、サービスを受けるための条件が細かく決まっています。

対象者となり得るか、きちんと確認が必要です。また、民間サービスではないため、担当者の対応が遅いケースなどもあり得ます。料金は、1食500円前後が相場です。

サービス例:高齢者給食サービス(浦安市)

新聞販売店による安否確認サービス

新聞がきちんとポストから抜かれているか?郵便物が溜まっていないか?毎日の配達時に新聞配達員が確認します。

異常を確認した場合、本人に電話連絡を試みたり、高齢者の家族に連絡するサービスです。新聞を契約していれば、基本的には無料で受けられるサービスです。

サービス例:中日新聞「み・まも~る」

宅配クック123(弁当宅配)

宅配クック123は高齢者専門の宅配サービス業者で、20年以上の実績があります。

昼・夕に配達可能で、管理栄養士による食べやすさに配慮したお弁当です。普通食は594円/1食で利用可能です。やわらか食や塩分控えめ食など、複数の種類から選べます。

配達時は声がけ&手渡しが原則で、毎日の安否を見守ることができます。また「もしも」の場合は、指定の緊急連絡先へと連絡してくれます。

公式:宅配クック123

C.センサーによる見守りサービス例と比較

ドアに取り付ける「開閉センサー」や人の動きを感知する「空間センサー(人感センサー)」などを自宅に設置し、普段通り生活できているか見守るサービスです。

LASHIC

主に人感センサーを利用し、高齢者の安否を見守るサービスです。その他にも、ベッド心拍センサーやコール機器など、必要に応じセンサーを選ぶことが可能です。

介護施設を運営するインフィックグループの製品なので、信頼性が高く安心できます。ネット回線は不要で、月額2178円~利用可能です。

LASHIC公式

親子のドアシル

少し古い製品になりますが、株式会社アイトシステムが提供する「親子のドアシル」も根強い需要があります。

ドアの開閉センサーや人感センサーなどを用い、高齢者の安否を見守るサービスです。異常状態を検出すると、家族やあらかじめ登録している協力者の方へ通報します。

  • ネット回線不要タイプ(wifiセット)は、初期費用14,080円、月額990円~
  • ネット回線必要タイプ(個人で用意)は、初期費用32,780円、月額17,600円~

親子のドアシル公式

life watch

株式会社iBOTが提供するのが「life watch」です。人感センサーと電力センサー(通電センサー)を用い、安否確認を行うサービスです。

測定は10分間隔で行い、リアルタイムでクラウド上のサーバに送信し保存します。専用アプリから使用状況の確認ができます。

コンセントに繋ぐだけでOK。工事不要・インターネット回線不要で利用可能です。

  • 人感センサーのみ:11,000円、月額1,078円
  • 人感センサー+電力センサー:17,600円、月額1,078円

life watch公式

D.カメラを用いた見守りサービス例と比較

高齢者の自宅内部に見守り用のカメラを設置し、通常通り生活できているか見守るサービスです。

カメラの映像を見ることができるのは事前登録された家族だけです。ですから、基本的にご自身で高齢者を見守る、積極参加型のサービスといえます。

みまもりCUBE

「みまもりCUBE」は株式会社ラムロックが提供する介護用見守りカメラのサービスです。

実際に老人ホームでの導入実績もある高い信頼性のある製品です。カメラ映像で見守るだけでなく、双方向の会話や、検知オプション(ドアを開ける動作)など多機能な製品です。

コンセントに繋ぐだけ、工事不要・インターネット回線不要で利用可能です。

月額4,290円~ですが、お試しキャンペーン等を利用すると、よりお得に始められます。

公式サイト:みまもりCUBE(キャンペーン確認用)

アルソック「アルボeye」

アルソック社が提供する「アルボeye」も契約者が増加中のサービスです。映像確認だけでなく、双方向の音声会話機能もあります。

また、侵入者の感知機能もある為、見守りだけでなく防犯用途としても利用されています。アルボeyeの契約者は、玄関先にアルソックのステッカーを貼ることができるので、防犯効果も期待できます。

wifi内臓なので、インターネット回線不要で利用可能です。

  • リーズナブルタイプ:月額2,200円
  • スマホ遠隔操作タイプ:月額2,750円
  • IoT連動タイプ:月額2,750円

アルボeye公式

パナソニック屋内カメラ KX-HJC200

パナソニックが提供するカメラでの見守りサービスです。

カメラだけでなく「動作検知、温度センサー、音センサー」などが内蔵されています。センサーに反応があるとスマホに通知され、カメラに映った映像を確認できます。高齢者だけでなく、子供の見守りにも利用されています。

ただし、高齢者宅内にネット回線が必要で、無線ルーターなども別途購入となります。価格は、買い切りタイプのみで、17,000円前後です。

パナソニック屋内カメラKX-HJC200

E.電話確認やアプリによる見守りサービス例と比較

郵便局の「みまもりでんわサービス」

郵便局の電話による見守りサービスです。毎日指定の時間帯に、高齢者に自動音声電話を掛け安否を確認します。

体調確認の質問に対し、電話機の1~3「1.元気です、2.いつも通りです、3.元気がありません」のいずれかを選択します。結果を家族にメールで報告してくれます。

  • 固定電話:月額1,070円
  • 携帯電話:月額1,280円

みまもりでんわサービス

みまもりコール

みまもりコール株式会社が提供する「みまもりコール」自動音声ではなく、コミュニケーターが電話し、世間話を交えた体調の確認を行ってくれます。

会話自体を楽しんでもらうことに重きを置き、生きがいや孤独を防ぐ効果も期待できます。電話に出ない場合、1日に3回まで時間をあけて再コールし、それでも出ない場合は家族へメールで報告してくれます。

  • 初回登録料11,000円、月額3,300円(週1電話)or 月額5500円(週2電話)or 月額11000円(毎日電話)

みまもりコール公式

お元気コール

ホームネット株式会社が提供する「お元気コール」

指定した曜日&時間に電話をかけてくれる安否見守りサービスです。健康状態や日常生活を電話で伝え、看護師に健康相談をすることも可能です。

電話連絡にてつながらない場合は、当日と翌日に再度電話をかけてくれます。それでもご連絡がつかない場合は、指定連絡先に連絡してくれます。

なお、サービス料金は「お問い合わせ」となっています。

お元気コール公式サイト

F.家電を用いた見守りサービス例と比較

みまもり電池「MaBeee(マビー)」

センサー内蔵型のみまもり電池「MaBeee」です。日常使っている家電の電池を「MaBeee」に交換するだけで、その家電の使用状況を把握できます。使用状況の確認はアプリ上で行います。

たとえばテレビのリモコンにMaBeeeの電池をセットすれば、テレビの使用状況を把握できます。導入が簡単な点がメリットでしょう。価格は1本あたり3,000円前後。

MaBeee販売サイト

ハローライト

通常の電球をハローライトに変えると、電気の点灯と消灯を検知し高齢者の生活状況・安否を見守るサービスです。電球にSIMが内蔵されているのでWi-Fi不要、取りつけるだけで使用できます。

高齢者が電気をつけたり、消したりすると見守り側に通知が届きます。いつも使っている電球を交換するだけなので、導入も簡単。見守られている圧迫感がないのでオススメです。ハローライトの価格は、1万円前後です。(電球1個)

ハローライト販売サイト

みまもりほっとラインiポット(象印)

「象印」が提供する電気ポットの使用状況から安否の確認ができる見守りサービスです。高齢者が電気ポットを使用した履歴が見守る側にメールで送られます。

軽く押すだけで給湯できたり、転倒時や傾斜時の湯もれを抑えたりなど、高齢者の方が使いやすいような工夫がされています。

ポットに通信機器が内蔵されているので、ネット環境なしで使用でき設置工事も不要です。

サービス料金は、初期費用5,500円、月額3,300円

みまもりほっとラインiポット公式

G.緊急通報によるSOSサービス例と比較

急な体調不良などで、助けが必要な時にボタン1つでサービス事業者に緊急連絡できる見守りサービスです。

アイネット緊急通報システム

「緊急通報システム」アイネット株式会社が提供する見守りサービスです。緊急時に「非常ボタン」を押すことで、オペレーターに繋がります。固定タイプだけでなく、非常用ペンダントやセンサー検知などオプションも豊富です。

事前に1名の協力員の登録が必須であり、緊急時には協力員へ連絡し対処してもらうことも可能です。

利用料金は、月額4,202円~

アイネット緊急通報システム

VIDEOツーホー

VIDEOツーホーは、株式会社KKOが提供する「スマホアプリから緊急通報できる見守りサービス」です。

ツータッチでオペレーターに繋がり、状況に応じて救急車の手配など行い、同時に家族にも緊急のSMSが送信されます。アプリ完結型なので、設置工事や初期費用など必要なく利用開始できます。

利用料金:月額980円

VIDEOツーホー公式

H-1.複合型サービス(緊急駆けつけなし)例と比較

日常の安否は主にセンサーで見守り、緊急時は「センサーの異常検知」または「高齢者自身のSOS」で把握します。

緊急駆けつけ無しのサービスを紹介します。

見守りプラス認知のアイシル

『見守りプラス認知のアイシル』は、見守り機能に認知機能低下の早期の気づき支援機能を搭載した高齢者支援システムです。

日常生活の決まったタイミングで専用機器のボタンを押すことで、クラウド上に履歴が残ります。緊急時には、連絡ボタンを押すとブザーが鳴ると共に、登録されている家族に連絡メールを送信します。

また人感センサー、ドアセンサー、照度センサー、温度センサーによる見守りもセットになっており、異常検知された場合は家族に連絡メールが送信されます。

  • アイシル単体モデル(ネット環境必要):初期費用21,780円、月額利用料2,178円
  • ルータセットモデル(ネット環境不要):39,380円、月額利用料3,278円

アイシル公式

ひとり暮らしのおまもり

日々の安否を開閉センサーで見守り、一定時間センサーに反応がない場合は、見守る家族にアプリ・LINEで異常が通知されます。

ただし、見守られる側(高齢者の自宅)には、WiFi環境が必須なので別途導入する必要があります。

オプション月額330円で、SOSを発信できる腕時計を付けることが可能です。工事などは一切不要で利用開始できます。

利用料金:月額770円+330円(SOS発信腕時計のオプション)

ひとり暮らしのおまもり公式

H-2.複合型サービス(緊急駆けつけ有り)例と比較

安否確認&緊急通報&駆けつけを全てカバーできるサービスです。費用は安くはありませんが、安心・安全のために最終的にはこのタイプを選ぶべきだと考えています。

万が一の事態に備え、駆けつけ拠点数が圧倒的に多い「大手2社」から選ぶべきです。

アルソック「みまもりサポート」

ALSOK社の高齢者見守りサービスです。オプションが豊富で、要望に合ったプランに仕上げることができます。

日常の安否は空間センサーや開閉センサーで見守り、異常検知時にはアルソックの緊急対処員が自宅にかけつけます。

また、体調不良等の緊急時には、ペンダント型通報装置からアルソックオペレーターに緊急通報が可能です。緊急対処員の駆けつけと共に、必要に応じ救急車の手配を行ってくれます。

サービス利用料金は以下の通りです。

料金お買い上げプランレンタルプランゼロスタートプラン
月額料金1,870円2,838円3,069円
初期費用70,565円13,365円0円
※ペンダント型通報装置などの「オプション料金」は含まない料金表です

公式:アルソック「みまもりサポート」

セコム「親の見守りプラン」

SECOM社の高齢者見守りサービスです。基本サービスは、アルソック社と大きな違いはありません。

日常の安否はセンサーで見守り、緊急時には緊急対処員が自宅に駆けつけてくれます。

料金お買い上げプランレンタルプランゼロスタートプラン
月額料金3,410円5,060円なし
初期費用219,890円68,400円なし

公式:セコム「親の見守りプラン」


なお、アルソックとの違いを簡単に述べると

  • セコムは、オプション無しでサービスが充実しているが、その分利用料が高い
  • セコムは、見守りプランにも「窓の防犯センサー」を設置可能(ただし窓1つのみ)

アルソックとセコムについて、さらい詳しい比較&違いは以下記事で解説しています。

参考:アルソックとセコムの高齢者見守りプラン比較

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