自宅警備導入のメリットとデメリット|ホームセキュリティ意味無しは嘘です!

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家庭用ホームセキュリティの契約数は増加傾向にあります。

ホームセキュリティ最大手のセコムが発表したデータによると、ホームセキュリティの契約数は

  • 契約件数は254万件(2023年9月30日時点)

特にここ数年は非常に伸びています。

理由として、ホームセキュリティを申し込む層が拡大したことが挙げられます。今までのメイン層であった「富裕層」のみならず、一般家庭にも広がっていることを示しています。

一般にも広く普及したホームセキュリティは、導入することでどのようなメリット、またはデメリットが有るのでしょうか。

目次

ホームセキュリティ導入のメリット

ホームセキュリティを導入することのメリットは、警備のプロが家や家族の安全を守ってくれる「安心感を得られる」という点に尽きるでしょう。

どのような安全・安心を得られるか?ホームセキュリティの利点は空き巣被害の抑止だけではなく、様々な場面で役に立つ、総合的な安全を提供してくれることです。

犯罪の抑止効果

警備会社のホームセキュリティを契約すると、防犯機器が家の内外を監視してくれます。もし、異常が有った場合は速やかに警備員が駆け付けるということは既にご存じの通り。

常時監視中・万が一の時は警備員が駆けつける。という事実は、空き巣などの犯行を思い留まらせる十分な抑止力になります。

また、もし犯行中に家の住人が立ち会ってしまった場合、犯罪者はとっさに襲ってくる危険もあります。自分自身で自宅に戻り、確認したりするのは危険です。

侵入後の2次被害を防ぐという意味においても、屈強な警備員が駆け付けてくれる「警備会社の警備」は大きなメリットです。

こうした犯行は富裕層の家でも発生しますが、実は防犯対策を行っていない「普通の家」が狙われる傾向にあります。

普通の家でも、警備会社によって守られている家は、犯罪者から標的にされにくく大きな抑止力となっています。

長期不在時→自宅警備で安心

仕事の都合や長期の旅行などで家を空けている期間は空き巣被害を受けやすく、また発見が遅れるため早期対応も難しいです。

ホームセキュリティの駆けつけサービスがあると、長期不在中でも警備員が現場急行し対処してくれます。警察や消防への連絡がすぐに行われ、不在時であっても早急な処置が可能です。

ちなみに、令和2年版の犯罪白書によると、令和元年中に警察が認知した窃盗事件約53万件に対して検挙された件数は約18万件となっており、おおよその検挙率は3割です。

犯罪の通報は、早ければ早いほど検挙率はアップします。家に帰ってから通報するのでは、時間が経ちすぎて検挙に至らないケースが多々発生します。

自宅に押し入った空き巣の犯人は絶対確実に捕まってほしいですよね??

ホームセキュリティの導入は、犯罪に早期対応でき犯人を確実に検挙し、再び侵入される不安から解放されるでしょう。

火災やガス漏れの早期発見・対処に役立つ

火災やガス漏れは、下手すると大事故につながります。損害も家自体や家具・家電の損失、場合によっては人命が失われることも有るので、犯罪抑止と同様、未然に防ぐ必要が有ります。

ホームセキュリティは専用の機器を使うことで、家の火災やガス漏れなど異常を素早く感知し、ブザーや警告音で知らせると同時に警備員も駆けつける(※必要に応じ)で、万が一の時の備えになります。

子供やお年寄りの見守りにも

携帯電話のGPSや、ドア・部屋に設置したセンサーなど子どもや高齢者の異変にもすぐに対処することができます。

子どもだけで留守番をする場合におきがちな大人では予期しない様なトラブルや、登下校時の連れ去りの対策、独居の高齢者の異変など、素人ではなかなか対応が難しい事態でも警備会社との契約内容次第で対応可能です。

高齢者の見守り専用プランを設けている警備会社もあるので、検討するのも良いでしょう。

>>見守りプラン

ホームセキュリティのデメリットや注意点

メリット多数のホームセキュリティですが、注意したいポイント/ある種のデメリットも存在します。

センサーの誤作動・ペットや子供がいると相性が悪い

ホームセキュリティの警備システムは、センサー検知が駆使されています。異常を感知すると警備会社の管制室に連絡が入り、最寄りの警備員に出動指令が出る仕組みです。

悩ましいのが、子供やペットが誤って作動させてしまうケースがまれにあることです。近年では、ルンバなどのお掃除ロボットによる誤作動も発生し得ます。

また、人感センサーの場合は赤外線量を基にした温度変化を見ていますが、エアコンの切り忘れや炊飯器・電気ポッドなどによる急な熱の発生を人の侵入と感知してしまうケースも報告されています。

誤作動が頻発すると、警報音や警備員が到着することにより家の住人や近所の方にとっても気が休まりませんし、警備員が自宅に入ることに抵抗感を感じる方もいるでしょう。

誤作動が発生する場合、設置するセンサーなどの位置や種類など警備会社と相談の上、見直すことになります。

初期費用と月額料金・途中解約料などが必要

ホームセキュリティは、月額料金だけでなく導入時に初期費用が必要です。金銭的な負担がデメリットとなり、導入を断念する人も少なくありません。

プランは機器をレンタルするか買取するかで月額料金や初期費用に差が出ます。

知名度の高いSECOM社の戸建てプラン(機器レンタル)で

  • 月額7,920円
  • 初期費用:工事費が63,800円+保証金20,000円(契約満了時に返却)

利用料金は家の大きさで決まるのではなく、設置する機器の種類や数で決まります。一般的には広い家ほど機器を多めに設置するので、さらに費用は高くなる傾向にあります。

契約期間は警備会社によって違いはありますが、5年前後に設定され、以降1年更新としている会社が多いです。

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賃貸物件では家主の許可が必要

セキュリティ機器取り付け工事が必要ですが、賃貸物件では勝手に工事を行うことはできません。

ホームセキュリティ導入を検討しているのであれば、大家や管理会社に相談し、了承を得てから行いましょう。

マンション向けのホームセキュリティは以下の記事で解説しています。

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【注意】ステッカーの販売・購入・譲渡・貸与は法律で禁止

警備会社と契約すると契約していることを示すステッカーが家に貼られます。このステッカーの販売/購入、譲渡や貸すことは禁止されています。

警備会社と契約していることを示す証拠になるものですので、ある意味で当然ではありますが、もしそうした行為を行った場合、罰則が有るので注意が必要です。

どんな家がホームセキュリティを導入すべき?

メリット・デメリットを考慮した上で、自分の家でホームセキュリティを導入するのかをよく検討してから導入すれば、契約後に後悔をしなくて済みます。

もし家を長期間空ける機会の多い家庭であれば、不在時の空き巣被害を防ぐという意味合いで空ける頻度などを考慮して検討すべきでしょうし、小さいお子さんがいる家庭では、学校の登下校時の連れ去りへの対策として、GPSで位置がわかる発信機が有れば安心です。

様々あるプランの中から自分たちに合うものはあるのか、そもそもホームセキュリティが本当に必要なのかをよく考えましょう。

ホームセキュリティは意味ない?

警視庁の「住まいる防犯110番」によると、空き巣などの犯人が「犯行を諦める要素」の1つに、ホームセキュリティのステッカーが貼ってあるという項目が入っているという事実があります。

まぎれもなく空き巣への抑止力となっており、ホームセキュリティは意味なし!を明確に否定できます。

過去にはホームセキュリティのステッカーを貼っている家はお金持ちであり、逆に空き巣に狙われやすくなるとの俗説が有りましたが、実態とは異なります。

それから、あまり有名ではない警備会社は注意!

  • まともに警備してくれない
  • 現場への到着が遅い

などの口コミも見られるため、あまりお勧めしません。

セコムやアルソックなどの有名なホームセキュリティ会社の顧客満足度を見ると、多くのユーザーが対応に満足していることがわかります。

例えば、関西電力と東洋テックの連携によって誕生したホームセキュリティ会社関電SOSの顧客満足度は97%と示されています。

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